ご来場のみなさまへ

ごあいさつ

「四日市はリアルえんとつ町や!」

人に言われるまで、私は全く気が付きませんでした。

えんとつ町と四日市のコンビナート夜景が似ていることに。

私にはそれぐらいコンビナートの夜景や、くねくね曲がって繋がれているパイプの形を見ることはごく当たり前でしたし、気に留めるものでもなく、馴染みすぎているものの一つだったわけです。

でも、ほかの町に住む人たちには当たり前ではなかったんですね。改めて「四日市にはコンビナートがあるんだ!」と思うと同時に「きれいな原画を飾ってただ見せるだけじゃない。これは四日市で見せるからこそ色々なことを伝えられるチャンスだ!」と直感し、四日市でプペル展を開催することにしました。

プペル展を四日市で開催したいのは、この3つの理由からです。

1.1000万円で落札され、高野山に奉納された芸術性の高い作品を、リアルえんとつ町四日市で観て感じて欲しい。

2.芸術作品をきっかけに、四日市のコンビナート=公害のイメージのままでなく産業、教育、観光、生活にかかわる大切な財産であることを改めて市民の皆様に知ってほしい。

3.何よりも大切なことは、LEDで光る41枚のキラキラした原画を前に四日市の子どもたちが「本当にコンビナートに似ているね!」と言いながら素晴らしい感性を育んでほしい。

思わず息を飲むようなあの瞬間が、たくさんの人に届きますようにーーー。

四日市プペル展実行委員会
代表 なるかわあかね